汎用制御から高機能制御まで幅広い機種
・EC1201A マルチループ制御用
・EC1202A ワーク内外温度差ΔT制御用
・EC1203A 広帯域制御(2入力切換/1制御出力)用
・EC1210A プロファイリング(カスケード)制御用

豊富な種類の高機能制御
・ワーク内外温度差ΔT制御
・実体温度プロファイリング制御
・4要素連動プログラム制御
・広均熱化プログラムバイアス制御

カラーグラフィックマルチ画面でイージーオペレーション

高精度(±0.05%)、高ノイズ除去比

3点まで選択できるアナログ伝送出力(AO)

メモリカードで操業データの管理が可能

熱処理ワークの内外温度差とΔT制御
金属材料、セラミックスなどは加熱・冷却によりいろいろな性質に変化するため、熱処理は重要な技術ですが加熱や冷却のスピードが速すぎるとワークの表面と内部に温度差が生じ変形・寸法誤差・焼割などの要因になります。
また、鉄鋼の変態点で表面と内部に温度差を生じると材料組織の不良および変形・寸法誤差などがいっそう顕著になります。
EC1200AのΔT制御は、ワークの表面と内部の温度差をダイレクトに許容範囲に制御し加熱および冷却を実行するため、ワーク品質を確保し必要最小限の時間で熱処理が可能です。